IRの年内認可はきびしい、と観光庁

マカオのIR、カジノやホテル群

大阪府と長崎県、この2地域から今年4月、IR整備計画が国土交通省に申請されました。

大阪IRは──人工島・夢洲に、カジノおよび3つのホテルと国際会議場などを整備する計画。
長崎IRは──佐世保市のハウステンボスの隣接地に、カジノやタワーホテルなどを整備する計画。

それぞれのIR整備計画は、国土交通省において、外部有識者による審査が行われました。
だからそろそろ認可されるのか、と思っていましたが、どうやら遅れ気味なようです。
9日のテレ朝newsの報道で、そのことを知りました。───

テレ朝news【”カジノ含むIR=統合型リゾート” 大阪と長崎の年内認可は厳しい 観光庁】

カジノを含むIR=統合型リゾートの大阪と長崎の整備計画について観光庁は年内に認可するのは厳しいという考えを示しました。

観光庁の担当者は立憲民主党に対し、大阪と長崎のIR整備について現在外部の有識者委員会が計画を審査していると説明しました。

そのうえで認可については「現実的に考えると年内というのはなかなか厳しいものがある」と述べました。

また大阪の候補地の夢洲は、7メートルほど地盤沈下するなど課題があると説明しました。

大阪は2029年の秋から冬ごろ、長崎は2027年中の開業を目指しています。

認可の時期については期限は定めていませんが遅れると開業の時期に影響を及ぼす可能性があります。

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