大阪IR開業は、2029年の秋から冬の予定でしたが、それは困難、開業はズレ込む、と吉村知事は18日に述べました。
そういえば米国のカジノ事業者MGMはこの5月に、開業は2030年上半期ごろになる、と示していました。
吉村知事は会見で、ズレ込む理由も述べています。
大阪府市から政府へIR計画の申請をしてから、思いのほか時間がかかって、「整備計画の認定」が政府より提示されました。国が認定するのに約1年もかかったのです。
そのために、大阪府市は予定を変更せざるを得なくなったという説明です。
この政府の認定が遅れた点、および開業時期がズレ込む点については、ジャーナリストの横田一氏が見解を示しています。日刊ゲンダイにて。
「認定が遅れたのは、夢洲が軟弱地盤で液状化リスクがあることが審査で問題になったからで、土壌対策を講じるよう求める条件付きの認定です。
つまり維新のズサンな計画が、今の事態を招いている。大阪府市の責任ですよ」
改めて思い出しました、夢洲の土壌改良のために788億円もの公金を、松井前市長がつぎ込むと決めたことを。
そして先々IRを開業した後にも、地盤沈下対策費が、必要になるらしいことを。