IR汚職事件:白須賀議員「中国企業からの接待だった」と証言

白須賀議員 ©毎日新聞提供

衆議院議員秋元司被告の公判で、白須賀貴樹(しらすか たかき)議員が出廷して証言しました。
2017年12月に、中国やマカオをともに旅行してカジノで遊んだ時の費用は、中国企業「500ドットコム」が、秋元議員を接待する目的で支出していた、といった証言を白須賀議員はおこない、さらに、カジノでは、チップ20万円ほどをドットコムの社長から自分はもらったが、秋元議員はさらに多くもらっていたし、翌日の高級ブランド店での買い物も、ドットコムの社長が支払ってくれていた。その旅行の総額は、182万円。

白須賀議員はまた、「旅行は秋元先生を接待するためのものだった」とも述べました。

秋元議員側は、その旅行にまつわる費用については、元政策秘書の豊嶋晃弘被告─収賄罪で公判中─に全てまかせてあった、と主張し、起訴された内容を否認しました。

ちなみに白須賀議員は、2021年2月17日までは千葉13区の自民党所属議員でしたが、コロナ禍での夜分の会食を、週刊誌に報じられたことから離党し、いまは無所属の議員です。次の総選挙には、出馬しないと表明しました。

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