IR汚職事件の公判が23日に東京地裁であり、秋元被告から、嘘の証言をするように持ちかけられた男性(組織犯罪処罰法違反ですでに有罪が確定)が、検察側の証人として出廷しました。
男性は、秋元議員から証人買収をたのまれたと言い、「現金をぶつけたい、といわれた。切羽詰まった様子だった」と証言しました。
2020年5月、秋元議員はそのときは保釈中で、場所は、東京都内の飲食店でのことだった、と。
中国企業500ドットコムの元顧問と、もう一人の元顧問、2人に対して頼まれたことだった、と。
男性は、元顧問の内の一人に、秋元議員からの話を持ちかけたところ、断られ、その断られた結果を秋元議員に伝えた、すると「現金をぶつけたい」と秋元議員はいい「1000万円貸してくれないか」と頼んできた、とも証言しました。
これに対して秋元議員側は、「真実を話してもらいたい、とはいったが、偽証を依頼したことはない」と否定しました。