大阪IRに反対の声、まだまだぞくぞくと

「NO!大阪IR・カジノ」記者会見 © 毎日新聞提供 野田樹記者撮影

大阪IRは、すでに4月末、国へと認可申請がされました。
けれども未だに、誘致反対の声は府民市民の中に多く残っています。それゆえIR誘致の是非問う、住民投票を行うためにと、20万人以上の署名が、先だって集められもしました。

6月20日には、大阪市議や元市議らが、任意団体「NO!大阪IR・カジノ」を、立ち上げたと発表がありました。
国に対して、大阪IRの整備計画を認めないよう、8月をめどに要望書を提出すべく、活動していくそうです。府内の企業などから賛同を募り、仲間を増やしながら。

大阪IRは、建設予定地である夢洲の土壌改良費に、790億円を、大阪市が負担すると表明していて、それには疑問の声が絶えません。大阪以外からも疑問や心配の声が発せられています。ほんとうに問題が多い大阪IR計画です。

ただ大阪は、知事及び市長が大阪維新の会であるだけでなく、府議会と市議会でも大阪維新の会が数で圧倒していて、少数会派の声が届きづらい議会運営になっているようです。
つまり大阪IRは、大阪維新の会が主導するかぎりは、この先も推進で進んでいくように見受けられます。

「NO!大阪IR・カジノ」の活動は、果たしてこの先、どこまで広げられるでしょう。
そしてIRの住民投票をめざす住民たちは、闘いをどこまで挑んでいけるでしょう。
注視したいです。

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