大阪ダブル選挙にむけ「アップデートおおさか」が、IR誘致をテーマに始動

「大阪維新の会」に対抗する勢力を結集するために、大阪の経済人らが政治団体「アップデートおおさか」を設立し、4月9日投開票の大阪府知事と市長の、ダブル選挙にむけて始動しました。
団体の代表は大阪商工会議所で副会頭を務めた西村貞一氏で、前の府知事選で落選した元副知事、小西禎一氏も呼びかけ人の一人です。
団体は、大阪府市がすすめるIR誘致には慎重な姿勢であり、維新に対峙する「非維新」の立場と意思を示しています。

昨年7月にはIR誘致の是非を問う住民投票条例案が市議会で否決されました。
「アップデートおおさか」の関係者は「住民投票を実施した上で、誘致の是非を判断すべきだ」と主張しています。
今後は自民党や立憲民主党などと連携し、ダブル選挙の候補者の擁立を目指します。

知事選には現職の吉村洋文代表(47)が、市長選には大阪府議の横山英幸氏(41)が、それぞれ大阪維新の公認候補として立候補を予定してます。
知事選にはほかに、共産党の元参院議員 辰巳孝太郎氏(46)が無所属での立候補を表明。
市長選には、IR誘致に反対する市民団体幹部の山川義保氏(60)が立候補を検討中です。

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