和歌山市議会が「IR誘致の住民投票条例案」を否決

R建設予定地の人工島マリーナシティ ©毎日新聞社記事より

和歌山県は、同市の人工島「マリーナシティ」にIR誘致を計画しています。組む事業者も東京の「クレアベストニームベンチャーズ」と決めました。

この計画に対して、市民の意見をきいて欲しいからと市民団体が、約2万人の署名を集めて1月初旬、尾花市長にあてて「誘致の賛否を問う住民投票条例」の制定を要求しました。
尾花市長は、そのため条例案を市議会に提出しましたが、住民投票には多額の費用がかかる、などと否定的な意見をそえていました。

そうして和歌山市議会は27日、自民、公明両党などの反対多数で、住民投票条例案を、否決しました。

住民投票の条例案というのは、IRだけでなく原発関連案件でも、たいがいが議会において否決されてるようです。どれだけ署名の数を集めて請求したとしても。
なぜなら国内各地の市議会はどこもおしなべて、ほとんどが、議会の過半数を自民党議員が、占めているからのように思えます。

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