
人工島・夢洲
万博とIRの予定地である夢洲(ゆめしま)へ、大阪メトロ中央線をのばして敷いて、新しい駅をつくる──その費用が当初の計算よりも129億円、増えると分かりました。11日に公表されました。
大阪市が試算したところ、さらに地中の障害物を撤去する費用や、メタンガスの防爆対策費などが必要になるそうで。
液状化も起こるから、その対策費も必要だし。
地盤沈下はどうなんでしょ、大丈夫なんでしょうか。
本当にたいへんな土地のようです、人工島・夢洲は。
万博の開催期間は 2025年の4月~10月です。その半年間で、大いに稼ごう儲けよう、という話にはならんでしょう。
やはりIRとカジノで稼ぐ、と市は考えているから投資するんだと思います。
しかし、ほんとうに、IRやカジノは儲かるんでしょうか。
コロナで海外から観光客は来ず、中国政府は、富裕層の富を流出させないよう締めているし、国際会議も、IR内の会議場やホテルを利用せずにリモートでやれる昨今だし。
大阪府・市に、その辺りの心配はないと?
コロナ後には、コロナ以前の日常が戻る、と考えるべきではないと思います。
コロナ以後の社会を、われわれはどう構築するか、そこを新たに目指せてこその成長、なのではないでしょうか。
と思うんですが。