
田崎史郎氏 ©時事通信社
政治ジャーナリストの田崎史郎氏が14日のテレビ番組ひるおびで、次のように発言してました。
「菅総理は、横浜にIRを誘致することを、もう諦めてるんです。
なぜなら、菅総理があてにしていた米国のIR事業者が、コロナ禍によって昨年横浜から撤退してしまった。いまは中国系の事業者しか残っていない。
そういう理由で、すでにあきらめています」
この田崎氏の発言は、番組内で、菅総理と小此木八郎氏=元国家公安委員長で横浜市長選挙に出馬を表明した=との関係が、実は深いことが話題になり、しかしその小此木氏は、IR誘致には民意をくんで反対だ、と述べている、つまり今は、IR賛成(菅総理)と反対(小此木氏)、という対立に見える違いがあるが、そこを田崎氏が解説するなかで出てきた発言でした。
菅総理は国としてIR推進は今後もやりつづける。だが、横浜だけにこだわらない。大阪や長崎や、他府県への誘致も考えている。
めあての事業者がいなくなった横浜に、こだわりつづけなくても良い。いうことのようです。
そこでふと思いました。
もしかしたら横浜市はあきらめても、神奈川県の隣りの東京都に、米国事業者によるIR誘致が、為ればよしと考えているのでしょうか。
小池都知事は、実はIR推進派でしょうから。はて。