IR汚職事件で2つの罪に問われた衆議院議員 秋元司被告 (49) は、3月29日東京地裁で行われた初公判で、「すべての事件で無罪です」と主張しました。
秋元被告はいまも拘留中ですが、しかし身分は東京15区(江東区)選出の代議士です。
議員の仕事はしていないが歳費はもらっている今の状態を、本人としては無罪なのだから当然と考えているようです。
ただし、賄賂を、秋元被告へわたした事件の被告4名、そしてもう一つの、組織犯罪処罰法違反(証人等買収)で起訴された4名、8名全員が罪を認め、それらの裁判は終了しています。
秋元被告は、2つの件(収賄と組織犯罪処罰法違反)について、でっち上げのフィクションだと主張しているのです。
え? その主張で、裁判を闘える? と首をひねってしまうのですが…
公判はまだまだつづきます。