
有明アリーナ © ブルームバーグ 撮影者 林典子
2020東京オリパラは、7/23~9/5 の期間ですべてが終了します。
ただし競技が行われた各施設は、その後もその場に在りつづけます。
そしてまた、開催のために新しく建てられた競技場の、その多くは、年間収支がこのさき億単位の赤字に、おちいってしまうようなのです。
東京アクアティクスセンター・海の森水上競技場・カヌー・スラロームセンター・大井ホッケー競技場、などが。
ゆいいつ有明アリーナは、都から電通グループに25年にわたって貸し出しされ、コンサートやeスポーツ会場として使われて、黒字運営になるようですが。
上記の、負の遺産が湾岸エリアに建ちならぶ将来についてを、ブルームバーグが、8月12日に詳報しました。(「残った遺産、施設運営は収益面に改善余地ーIR誘致も」←記事はその後削除された)
その黄恂恂(グレース・ファン)記者の取材によると、証券アナリストたちが、IRを誘致することで、オリパラのレガシー(負の遺産)を活かせるだろう、といった一案を唱えているそうです。
どうにも以上の考えが、素人だからか、わたしには解りません。
IRやカジノをつくれば、負の遺産となった幾つもの競技場を、億の赤字から救えると?
東京都は、湾岸エリアと羽田間の地下鉄を整備して、アクセスを良くする計画を示しています。
国際金融都市の構想も、東京都は発表しています。
湾岸エリアは、この先いったいどうなっていくのでしょう。注目すべきと思います。