夢洲IR用地をめぐる説明、大阪市にまた「?」が浮上
大阪IR用地の賃料価格が4社中3社で不自然に一致していて談合のようだと言われている問題を、MBSが、さらに取材して報道しました。市の先般の説明とは裏腹な事実が判明しています。まだまだこの問題は終わらなそうです。
大阪IR用地の賃料価格が4社中3社で不自然に一致していて談合のようだと言われている問題を、MBSが、さらに取材して報道しました。市の先般の説明とは裏腹な事実が判明しています。まだまだこの問題は終わらなそうです。
4月9日投開票の大阪府知事と市長ダブル選に向けて、経済人らが政治団体「アップデートおおさか」を設立し、候補者の擁立を目指して始動しました。団体は、府市が進めるIR誘致には慎重で、非維新の立場を表明しています。
大阪市がIR用地の賃料算定を不動産鑑定業者に依頼したら、3社で一致、不自然な同額になった、談合があったからでは? と疑った市民らが、市が予定しているIR事業の差し止めを求めて住民監査請求を行いました。
辰巳孝太郎元参院議員(46)が、大阪府市が進めるIR誘致の計画を、撤回する公約をかかげて、大阪府知事選に無所属で出馬すると表明しました。「人を不幸にするカジノは大阪に要らない」と。投開票日は4月9日。
松井大阪市長は記者会見で、MBSの記者に再度きびしい態度を取りました、質問には答えないと。MBSが先月「夢洲IR用地に談合疑惑」と報道したためですが、市長の方が疑惑の説明はするものだと、松井氏を批判する声があがっています。
吉村大阪府知事は大阪依存症センター(仮称)」を開設すると発表しました。センターでギャンブル依存症の相談や治療やサポートなど全てを行う予定だと。IRとカジノは、そういう依存症対策をせずには運営できないものなのです。
作家・松本 創氏の記事より。大阪IR誘致をめぐって国交省が「大阪IRの年内の認定判断は厳しい」としたのは、沈下するはずの夢洲地盤問題があるからだが、世界のカジノは、コロナ禍以降はオンラインに移行している等、課題や疑惑が山積している。
松井大阪市長が記者会見の場で、MBSが先日報じたスクープに激しく異議をとなえました。MBSは、IR用地の不動産鑑定に談合があった? IR業者への賃料を市はあえて低く設定した? という疑惑を報道していました。
MBS毎日放送が12月12日、人工島・夢洲の、大阪IR用地について「談合疑惑」があるとスクープ報道しました。
長崎IRは2027年中に、大阪IRは2029年秋頃に開業を目指してきましたが、観光庁の担当者が、年内開業はどちらも難しいと説明しました。特に大阪の候補地夢洲には、7mもの地盤沈下が課題であるとも説明。