小中学生にも分かる、ＩＲやカジノってなに？

ＩＲの問題点をきびしく挙げる人の意見を、分かりやすくまとめました。問題点は色々とあるけれど、まずはギャンブル依存症の深刻さについて。実はもともと、日本人にはギャンブル依存症が広がっていたのですが、その理由から解き明かします。

ＩＲにはマネーロンダリング（資金洗浄）という重大な問題もあります。それは組織犯罪の集団がかかわる悪事ですが、カジノという娯楽施設で行われることもあるそうです。日本のカジノは大丈夫でしょうか。それらを分かりやすく解説します。

マネーロンダリングについて優しく解説します。20年以上前にマネーロンダリングという言葉を日本では初めて使った、小野次郎さんのお話には、カジノで一般人が知らない間に、マネーロンダリングに組み込まれてしまう例えも出てきます。

ＩＲの問題点として、治安の悪化も言われています。アメリカやカナダの例をあげてそこは解説します。また、富裕層の客を呼び込めなかった例もあげました。そしてまた新しい問題点として、新型コロナの影響は決して外せません。

ＩＲに期待する人の意見を、分かりやすくまとめました。 ＩＲ施設を建てると雇用も増えて観光客を呼び込めて、町の税収も増えるし大きな経済効果だ。成長戦略になる。特にカジノの売上が大きい。

ＩＲで成功を収めているマカオとシンガポールについて、分かりやすく解説します。それぞれのＩＲで、カジノが売り上げ全体の50～90％も占めています。そして中国人などの富裕層も多く訪れる。ところが、コロナ禍で営業がストップし…

政府はＩＲ（カジノ）実施法に従って３か所の町と事業者を決め、2025年ごろの開業をめざします。そしてその７年後にＩＲをさらに増やすかどうかも決めます。世論調査ではＩＲに反対の声は大きいが、賛成議員が多く当選した結果、事業は進みました。

カジノ管理委員会が、2020年1月から始動しました。この委員会の役目は、カジノを営業する許可を、事業者に与えたり、取り消したりの判断をすることです。そしてカジノ事業者の素行も監視します。

ＩＲ（統合型リゾート）のプラス面とマイナス面を分かりやすく解説します。カジノやホテルなどが集まった広大な観光施設であるＩＲには、ギャンブル依存症やマネーロンダリングの問題があり、最近はコロナ禍も、影響を及ぼしています。