長崎県は佐世保市のハウステンボス内の約31ヘクタールに、IR誘致をめざしています。
IRへの年間集客人数は、690万~930万人という想定で。
県にはまず5社のIR事業者から応募がありました。そこから3社に絞って審査してきましたが、県は、オーストリア系の事業者1社と、8月中に、正式決定すると発表しました。
その1社は、オーストリアの国営企業傘下の「カジノ・オーストリア・インターナショナル・ジャパン」という事業者です。
そこの親会社である「カジノ・オーストリア・インターナショナル」は、ヨーロッパを中心に世界35カ国で、200以上のカジノを運営した実績があるといいます。
長崎県のほかにIR誘致を目指しているのは、大阪府・市、横浜市、和歌山県です。
国は、それぞれの地域から今年10月より申請を受け付けたのちに、3地域を、選び出すといっています。
その4地域の間ではしれつな闘いが起きそうです。
しかし、それぞれの地域においてもIR誘致賛成と反対の対立が、市民の間でつづいているはずです。
この先、どうなっていくでしょうか。