
カジノ管理委員会の図
カジノ管理委員会は、IR整備法施行規則案を公表しました。
その中でギャンブル依存症対策として、本人や家族から申し出があれば、1年以上の入場禁止や入場回数の制限を強める、としています。
これまでは国内からの客は、週3回、月10回まで、という規制がありましたが、さらなる対策をしようという案です。
また依存症対策とて、カジノ内にATM(現金自動払機)は設置させないことにもしています。
ギャンブル依存症をこじらせてしまうと、どんな規制をしようとも、かいくぐってやろうとする、それは困った病気です。そのため長年解決できずにきたのですが、今回のカジノ管理委員会による案は、はたして効力はあるのでしょうか。
それからまた、カジノで行ってもよいのゲームは、ポーカー、バカラなど、9種類のテーブルゲームと、スロットなどの電子ゲームにすること、と決め、それらのゲーム中に不正が行われないか監視するため、監視カメラを、手もとを映すかたちで設置するよう、カジノ事業者へ求めることとしています。業者へお願いする案です。
このように、事務的な作業は淡々とすすめられますが、まだまだコロナ禍。地方自治体の動きはほぼ停滞しています。
IR誘致に、これまでに手をあげているのは、横浜市、大阪府と市、和歌山県、長崎県です。もしかしたらそこに、東京都と名古屋市も、加わるかもしれないと言われています。