大阪市の指示? IR用地の鑑定疑惑に新文書

たつみコータロー元参議院議員(無所属)さんのツイートより抜粋

大阪IRの用地をめぐっては、以前から疑惑が取りざたされていました。

用地の不動産鑑定を大阪市から依頼されて行った4社のうち、3社がまず、普通はあり得ないと言われている同額の鑑定評価をしました。3社は揃って、1平方メートル当たりの賃料を、428円としたのです。
しかもIR用地は一等地であるのに、なぜか日本にはこれまでIRの実績がないからという理由で、土地の価値を低く見なして算定していたが、なんで? という疑惑でした。

大阪市の港湾局は、3社の数字がそろったことを偶然の一致としています。
松井市長は、不動産鑑定業者の方が主導するかたちで、IRを考慮せずに鑑定は行われた、と述べていました。

以上がこれまでの疑惑とそのいきさつです。
今回そこに、新たな疑いが加わりました。新し文書が見つかったからです。

3月14日に、たつみコータロー府知事候補(無所属)と日本共産党大阪市議団が、記者会見をひらき、新しい文書を示しました。
新しいその公文書には、大阪市の方から、IRを考慮しない条件で用地の鑑定評価をするよう、指示をしたと読める記述がありました。
大阪市の方があらかじめ、予定地の価値を安くするよう働きかけたと読みとれるのです。

松井市長は、その文書について「港湾局に、もう一回確かめる」と述べています。

以上のニュースは、今のところあまりメディアに取り上げられていませんが、大問題と思います。

以下へ、関連したツイートを2点あげさせてもらいます。
たつみコータローさんのツイートと、RyuRyuさんの2月2日のツイートを。

RyuRyuさんがあげている動画では、市の港湾局の担当者が記者からの質問に答えて、
「あの、こちらは、こういう条件で、算定してくださいと言うて…」
と話したところへ、松井市長が割って入る場面があります(0.53秒から)。なかなか感慨深いです。

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