
IR予定地の和歌山マリーナシティ・和歌山県IR推進室サイトより
和歌山県はIRを誘致するために、カナダの事業者を選定し、初期投資費用として約4700億円を当てると決めました。
県はこの先は、市民一般の意見をパブリックコメントで集め、公聴会もひらいて県民に説明し、そうして国へ、区域整備計画申請を行っていく予定だと思います。国への申請期限は4月28日です。
しかし、その段取りにいく前に県は、県議会の特別委員会にて、まだまだ説明をする必要があります。
2月7日に行われた委員会では、カナダの事業者クレアベスト・グループについて意見がつづきました。
そこがIRの運営にたずさわる計画になっているが、そのグループに入っている企業を公表するように、つまり参加する企業名を、公開するように求める意見でした。
また、初期投資費用の4700憶円は確かに集められるのか? 出資をする先方から確約書を手に入れているのか? などと突っ込んだ質問もつづき、県の答弁があいまいで、具体的にならない場面も多く、委員会はけっきょく7時間もの長さで行われたのでした。
次回の委員会でも同じような質問は出るのでしょう。計画は、より良きものにできるのでしょうか。