IR汚職事件:秋元被告に懲役4年の実刑判決→保釈→控訴

東京地裁 ©毎日新聞 提供 米田堅持氏撮影

東京地裁は7日午前、衆院議員秋元司被告(49)=自民党を離党=に懲役4年、追徴金758万円の実刑判決を下しました。

中国企業「500ドットコム」から計約758万円の賄賂を受け取った罪と、その保釈中に、ドットコム社の元顧問2人=贈賄罪で有罪確定=に、虚偽の証言をするよう頼んで現金の提供を持ちかけた、組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の罪に対してでした。

判決後に秋元被告は東京拘置所に収容されましたが、弁護人が保釈を請求し、地裁はそれを認めました。
保釈保証金は1億円です。
ただし秋元被告は6月に保釈された時に8000万円を納めており、不足の2000万円を、今回納付すれば再び保釈されるようです。

東京地裁判決は、組織犯罪処罰法違反(証人等買収)の罪について「前代未聞の司法妨害」だと、強く非難しています。
その判決を弁護側は、「根拠のない妄想」と記者会見で批判しました。即日控訴したようです。

さて、IR汚職事件ではないですが、秋元司被告には、衆院議員の歳費が支払われつづけています。
もちろん彼は無罪なのかもしれません。が、有罪が確定した場合に、さかのぼってその歳費を回収できる法律が、今のところないそうで。
広島の河井案里 元参議院議員の場合も同じくでしたが、それはアカンやろ、と思います。

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